旅行好きのの方で、特に食にこだわりがある方へ、ドイツ旅行でぜひ試していただきたい、スーパーマーケットで手軽に買える「BIO(ビオ)」商品についてご紹介します。
ドイツのスーパーに入ると、野菜や果物、乳製品、パン、お菓子、飲み物など、ありとあらゆる商品に「BIO」というマークがついていることに気づくはず。
「BIO」とは?その考え方
「BIO」とは、ドイツ語で「自然の」「有機的な」というような意味を持つ「biologisch」の略称(英語での「Organic(オーガニック)」にあたる言葉)です。
Bio認証マーク(Bio-Siegel)
- 2001年から導入されたドイツ連邦政府が定めた統一規格のオーガニック認証マーク。
- 単に化学肥料や農薬を使わないだけでなく、例えば、環境への配慮、動物福祉、そして持続可能な農業を目指すというような、より広い概念に基づいています。
「ユーロリーフ」の有機農業ロゴ
- EUには有機栽培基準を満たしたものにつけることが出来るEU共通の有機農業ロゴ、12個の星が葉の形をした「ユーロリーフ」も。
- 加工品につける際には、95%以上がオーガニックであることが必要です。
それぞれ基準がありますが、どちらの基準も満たしているものが多いので、一緒に表示されることが一般的。

ドイツのスーパーマーケットでBIO商品を探してみましょう!
一般のスーパーマーケットでも通常の商品と同じ棚にBio製品が並んでいたり、Bio製品のコーナーが設けられています。
ドイツのスーパーマーケット、例えばReweやEdeka、さらにはAldiやLidlといったディスカウントスーパーでも、BIOコーナーは充実しています。
BIO専門のスーパー(例えばAlnaturaやDenn’s)に行けば、その品揃えに感動。
おすすめポイント
- 選びやすさ:通常のスーパーマーケットで、同じ棚にBIO製品とそうでない通常の製品が並んでいるので、比較しながら選べます。
- 手に取りやすい価格:BIO商品は少し値段が高いこともありますが、それでも手に取りやすい価格帯なのも魅力。気軽にBIO製品を試せます。
- 豊富な種類:日本ではなかなか見ないオーガニックなお菓子や、日本でも見かけるミルクなども種類が豊富なので、選ぶ楽しさがあります。
- お土産にも:BIOのお菓子や紅茶、ハーブティー、スープの素などは、軽くて持ち運びやすいので、健康志向の方へのお土産にもぴったり。



おすすめBIO商品の種類
ヨーグルトやチーズ
様々な種類のBIOヨーグルトやチーズ、ミルクなどが手に入ります。シンプルなプレーンヨーグルトも、ミルク本来のコクと風味がしっかり感じられます。
パンのお供
ドイツは美味しいパンが豊富ですが、さらに、BIOのジャムやチョコレートスプレッドを合わせれば、最高の朝食に。
チョコレートやお菓子
甘いものが好きな方には、フェアトレードやBIOのチョコレートやクッキーがおすすめ。美味しいのはもちろん、シンプルな材料で作られているので、安心して食べられます。(お菓子の罪悪感もちょっぴり軽減??)
野菜とフルーツ
サラダ用のベビーリーフやトマト、バナナなどのフルーツなどは、旅行中に手軽にビタミンを補給したい時にも便利です。



まとめ<旅行中のポイント>
- スーパーマーケットで「BIO」マークをチェック: 商品パッケージに緑色のBIOマークや、EUのユーロリーフマークを、ぜひチェックしてみてください。
- 滞在中の食事にもおすすめ: チーズなどの乳製品、サラダ、ナッツ、フルーツなど豊富なBIO食材で、現地での滞在中、ホテルでの朝食・軽食などを楽しんで。多種多様な食材に出会えます。
- 手軽なお土産にも: BIOのチョコレートや紅茶、ハーブティーなどは、軽くて持ち運びやすく、健康志向の方へのお土産にも喜ばれます。
ドイツの健康や環境への意識の高さ、環境への配慮が詰まった商品を味わうことで、ドイツの旅がより一層豊かなものになるはずです。
ドイツを訪れた際は、ぜひスーパーでBIOの魅力に触れてみてください。


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